なりほし日記

日記帳感覚で日々のことを書いていきます!!

【感想】映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦はこれまで見てきた映画の中で5本指に入るくらい面白い!!(※ネタバレあり)

 

~ストーリー~

オラ、のはらしんのすけ5才。またまた地球の大ピンチだゾ! !
時は現代。世界征服をもくろむ秘密組織“ブタのヒヅメ"は、
電子工学の天才・大袋博士とその助手アンジェラ青梅をだまし、恐ろしいコンピュータウィルスを作り出した。
それを知った正義の秘密組織“SML"の一員、コードネーム〈お色気〉は、
機械を動かすために必要なパスワードが入っているトランクを盗み、お台場の海に逃げ込んだ。
彼女が救いを求めて転がり込んだ屋形船では、なぜかふたば幼稚園の先生としんのすけたち園児が、大宴会中だった! ?
巨大飛行船を舞台に、“SML"の一員'お色気'と春日部防衛隊のみんなも地球の平和を守るために大活躍だゾ!
父ちゃん、母ちゃんもひまわりを連れてオラたち救出のために立ち上がった! よ~し、おバカ・パワー全開だぁ! !

Amazon紹介ページより

この映画…やっぱ面白いです。人生で見てきた映画の中で5本指に入るくらい面白い…!!見たのは3回目くらいかな?

まず、導入からしてすげーワクワクするんですよ。なんだかわからない人が…何かをしているシーンって本当にワクワクしません!?しますよね!?

このあと何かが始まるんだろう…ってワクワクからの浴衣船のシーンですよ。

浴衣船で食事しててしんちゃんたちがいて…何が始まるか?ってワクワクがMAXにまで高まるんですよねココで。

それでしんのすけたちが連れ去られて…遂にとうとうここで物語が始まった!!ってワクワクがMAXをぶち抜けて大爆発するのがすごい!!本当にすごい物語の始まり方だと思います。

そこからひろしとみさえのシーン…ここはドキドキしますよね。しんのすけたちは生きているのか!?ってドキドキさせてからの…便所争奪戦!!

SMLの筋肉に下剤飲ませて誓約書にサインさせるまでのテンポ感が本当にすごい…笑いっぱなしの数分間なんですよココ。

それでさんざん笑わせてからしんちゃん側も笑わせてくる。バレル、ブレード、ママって3人のSMLの敵の組織の部下が出てくるんですが…

バレルはかっこいいキザなヤツに見えて、シークレットブーツで「自分の身長をごまかしている」し、ブレードは「敵をナイフで切り刻むのが好きそうなやつだけどダジャレを聞くと笑う」ってギャグ要素が本当に面白い!!こんなキャラが許されるクレしん時空の凄さよ!!

かすかべ防衛隊の他の4人が銃や大人の威圧感に怯える中、しんのすけはただ一人マイペース。そこが見ていてすごく面白い。コイツは本当に5才児とは思えないくらいメンタル強いな!w

マウスがブチ切れるシーンで初めてしんのすけが怯えることで、「今回の敵はやべぇぞ」ってなるのもすごいですね。

クレしん映画の敵キャラって、「真面目なんだけどどこかおちゃらけたところがあるやべーやつ」と「根っからの真面目でやべーやつ」の2種類に分かれると思うんです。

「あなたにはわからないかも知れないけど、親って言うのは子供のためなら何でもできるのよ!!」みさえの言葉も心に刺さる…!!

クレしん映画といえば家族愛、だと思うんですけどこの映画は親の子への思いってものが自然と描写されているんですよね…。

このあとしばらく、シリアスなシーンが来るんですよ…でも、そんな中でもギャグシーンを忘れないのもクレしん映画の最高に面白いところ!!

スリッパを常に履いている大袋博士のバカバカしさや、オネエキャラのアンジェラ青梅がひろしを好きになるシーン、マイペースなしんのすけの会話など…バカバカしいギャグがシリアスさを中和してくれてて見てて飽きないんですよ!!

この映画の良さといえば作画が子供騙しじゃないところ!!

銃撃戦や格闘シーンなど、本当に丁寧に描かれていて見ていて飽きない!!

この時点でかすかべ防衛隊のキャラ付けがしっかりと決まっているのも素敵!!

いつまでもマイペースでおちゃらけているしんのすけ、真面目でしんのすけに振り回される風間くん、泣き虫なマサオくん、強気でキレるとやばいネネちゃん、ボーッとしているようで時々核心をついたことを言うボーちゃん…みんな個性的で見ていて楽しい!!

そしてぶりぶりざえもんの登場…!!

ぶりぶりざえもん、本当にいいキャラしてますよね。

「ぶりぶりざえもんの冒険」はいい話。優しさとは、正義とは、ヒーローとは、それが詰まっていると思います。

そしてラストシーン…ぶりぶりざえもんが本当の意味でヒーローになる最後のあの一瞬はクレしん映画の中でも屈指の名シーンだと思います。

1年ぶりくらいに見返したけど本当に面白かった!!定期的に見返したい!!